本年度から小学校5・6年生で英語が必修になりました。
- kasagiri
- 2011年4月21日
- 読了時間: 3分

本年4月から、小学校学習指導要領の改訂に伴い、小学校5・6年生で英語が必修になりました。時間数は年間35単位時間(1単位時間45分、週1単位時間程度)で、道徳や特別活動と同様の「教科外」扱いです。 共通教材として作られた「英語ノート」の内容は次の様なものです。 5年生:挨拶、数、自己紹介、外来語、クイズ大会、時間割、ランチメニュー等 6年生:アルファベット、大文字小文字、誕生日、出来ること、道案内、行ってみたい国等 ECCでは幼稚園クラスの子供たちが学ぶ内容とほぼ同じレベルですので、ECC生にとっては、これ自体が難しいとか大変ということはあまり無いと思われます。ただ、問題は2012年・13年に行われる中学・高校の学習指導要領改訂にあります。 小学校の英語必修化を受けて、2012年4月に中学の学習指導要領が改訂になります。これにより、これまでより格段に中学校からの英語が難しくなります。 (主な変更点) 授業時間数の増加:週3時間→週4時間 単語数の増加: 900語→1200語 題材の追加: 伝統文化と自然科学 4技能(聞く・話す・読む・書く):総合的な育成を強調 (追加された指導項目〉 ・聞く(Listening Comprehension): 従来よりまとまりのある英語の概要や要点を適切に聞き取ること→聞き取りの英語文が長くなる。 ・話す(Speaking): 与えられたテーマについて簡単なスピーチをすること→これまでの中学校では英語でスピーチする機会は授業の中ではほぼ無かった。 ・読む(Reading): 話の内容や書き手の意見などに対して感想を述べたり、賛否やその理由を示したりなどすることが出来るよう、書かれた内容や考え方などをとらえること→評論、批評が出来る読み方が求められる。 ・書く(Writing): 仝譴噺譴里弔覆りなどに注意して正しく文を書くこと →より高い英作文能力が要求される。 ⊃閥瓩塀侏荵・簑慮海砲弔い銅分の考えや気持ちなどを書くこと →英語でのより高い表現力を要求される。 自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように、文と文のつながりなどに注意して文章を書くこと→より高い文法の理解が求められる。 *以上のことから現在すでに問題になっている「中学生の英語嫌い」がさらに増加すると思われます。 〈現状の中学生の問題) 中1:2学期で英語を難しいと感じる生徒が激増。生徒間の点 数に大きく差が出始める。 中2:60%の生徒が英語嫌い。 中3:中3終了レベルと言われる「英検3級」を実際に取得できてい る生徒は18%(80%の生徒が英語嫌い)。 *当然今後の高校入試への影響も、大きいと予想されます。 〈今後予想される高校入試への影響〉 1. 単語数が増え、難しくなる 2. リーディング、ライティングの英語量が増え、より高い文法力が必要とされる問題が増える 3. 「はどめ規定」が無くなり、構文の扱いの難易度が増す *「はどめ規定」→現行ではいくつかの文法項目で「基本的なもの」「理解の段階に止めること」という制限があるが、それがはずれることによりさらに問題が難しくなることが考えられる























コメント